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上司からのサプライズプレゼント

大学を卒業してすぐの就職先として、私は大学で専攻していた外国語を生かすために日本ではなく海外での就職を希望しました。
ちょうど日本人の通訳を探している日系の会社があったため面接を受け、運良く合格し希望通り現地で就職することになりました。
主に日本人重役の通訳や翻訳が主な業務でしたが、会社の通訳といっても毎日が忙しいわけではなく、暇を持て余した私は上司に掛け合って通訳や翻訳の業務に加えて営業部門でも仕事をさせてもらえるように願い出ました。
幸いにも上司が理解ある方で、希望通り営業の仕事もさせてもらえることができ、通訳や翻訳の業務以外にも、営業に関する業務をしっかりと学ぶことができました。
あれからすでに10年が経とうとしていますが、当時の営業の経験がその後の私の職歴を左右したと言っても決して過言ではありません。
3年間現地で勤務した後、その海外支社が閉鎖されることになりました。
それに伴いお世話になった上司は他の海外支社へ転勤することになりました。
支社を閉鎖するにあたって私の業務は激増し、滞りなく閉鎖を行うために弁護士との綿密な打ち合わせに加え、現地の法律についても知る必要がありました。
現地社員への書面による解雇通達なども、秘密を守るために私が全て手配しなければなりませんでした。
現地での最後の数ヶ月は確かに激務で週末も返上して業務にあたりましたが、今思えばかけがえのない経験をさせてもらえたと思います。
3年間お世話になった上司が新しい職場へと出発するとき、突然小さな紙袋に入ったプレゼントを渡してくれました。
開けてみるとそれはクリスタルのネックレスでした。
渡しながら、「これまで本当にありがとう。君がいなかったらこんなにスムーズに支社を閉鎖することができなかったと思うよ。」ということばをいただきました。
そのときそれまでの激務が全て報われたように感じました。
最後に私は、これまで実に色々なことを教えていただいたこと、様々な経験をさせてもらえたことについて本当に感謝していると伝えました。
上司に恵まれたおかげで今の私があるのです。
あれから私は転職を余儀なくされました。
面接の際にはいただいたネックレスをつけて臨みました。
また絶対に失敗したくない仕事があるときにもこのネックレスをつけて仕事に臨んでいます。
するとどいうわけか物事がうまく進むのです。
それ以来このネックレスは仕事運を上げるお守りとして、今でもここぞというときには活躍してくれています。

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