プレゼント画像

祖母にもらった誕生日プレゼントのアクセサリーがお守り

高校生の頃、祖母がプレゼントを買ってくれるといいました。
いつもなら、現金を貰って好きなものをかっていましたが、その時にはアクセサリーを買ってくれるというのです。
何万円もするアクセサリーを身に着けるだけでドキドキしてしまいます。
いつも覗いていた宝石店に勇気を出して入ってみました。
本物のダイヤモンドのついたネックレスです。
ゴールドのボールチェーンに、一粒ダイヤがついているものを選びました。
お店の奥で、店員さんに着けてもらいます。
とても緊張しながら、その日は家に帰りました。
その値段を祖母に告げると、笑顔で承諾してくれました。
そして、次の日にはお金を貰って買いに行きました。
初めて身に着ける本物のアクセサリーです。
大人になったような気持ちで、何ともうれしいものでした。
その日から、おしゃれして出かける時には必ず身に着けて出かけるようになりました。
祖母は、両親が5歳で事故で他界してから、ずっと親代わりになって祖父と一緒に私を育ててくれました。
いつも明るく、料理上手でした。
それだけではなく、お金に苦労した経験から、つね倹約を心がけながらも資産運用も上手に両立させてて一家を支えてきた人です。
物知りで、人の心もよくわかる人でしたから、悩み事も相談していました。
そして、どんな悩み事でも明るくスパっと応えてくれる頼りになる人でした。
そんな祖母が食事を作らずに、弁当ばかり買ってくるようになってきました。
表情もぼんやりして、寝てばかりいます。
ある日、強い腹痛を訴えて嘔吐したため病院に運ばれ、入院しました。
緊急手術をするため、麻酔がかけられました。
意識がもうろうとする中で、私に何を食べさせようかとそんな話ばかりしています。
私は涙が止まりませんでした。
そして、まもなく祖母は他界しました。
私にとって、祖母が買ってくれたネックレスは形見になりました。
その日から、受験の時、就職試験の時、彼のプロポーズを受ける時、初めての出産のときでも頑張りたいときには、そのネックレスを必ず身に着けます。
そして、不思議なことに必ず成功するのです。
何か心配事があって負けてしまいそうな気持ちになった時にも身に着けます。
そうやって、祖母はいつも私を守ってくれているように感じます。
いつか、自分の子供が大きくなったら、やっぱり私もネックレスなどのアクセサリーを送りたいと思っています。
そして、独り立ちするまでずっと心を支える存在でいられるようにしたいです。

Copyright(c) 2010 贈りもの.com All Rights Reserved.