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私の心に深く残っているサプライズのプレゼント

プレゼントというのはどんな物でも嬉しいものです。
何故ならそこには贈る人の真心が込められているからです。
これまで何度となくプレゼントを贈ったり、また贈られたりしてきた私ですが、今でも忘れることの出来ない嬉しい思い出があります。
それは主人が私の為に用意してくれたサプライズのプレゼントでした。
実は私は元々体があまり丈夫でない為、しばしば予定を変更してしまうことがあるんです。
今から三年前のことになりますが、私達は沖縄への旅行を計画していたものの、私の体調不良により急きょキャンセルすることになってしまいました。
当日のことだったので飛行機代もホテル代も諦めることとなり、日頃節約を頑張っている私は大いにガッカリしました。
何より主人に申し訳ない気持ちで一杯になりました。
そんな私を慰めるように主人はとても優しく接してくれ、食事の支度から、洗濯、掃除などの家事もしばらく担当してくれたのです。
一所懸命動き回る主人を見ていた私は、自分の無力さを感じるばかりでした。
それからしばらくして私の体調はもとに戻ったのですが、日頃週末は私と一緒に過ごすことの多かった主人が仕事を入れるようになったのです。
仕事であるなら仕方がないと考えつつも、私は寂しく感じていました。
そうして忙しくしている主人を見守るしかなかった私ですが、ある日突然話があると切り出されたのです。
真剣なまなざしの主人を前に緊張とドキドキ感が止まらず、何か良からぬことを話されるのではと内心穏やかではありませんでした。
私の不安な思いとは裏腹に笑顔になった主人が差し出してくれたのは何と沖縄への旅行手続き書でした。
やむを得ない事情からキャンセルしてしまった旅行を何とかして再アレンジしてくれようとした主人は、週末に敢えて仕事を入れるなどしてお金を貯めてくれていたのです。
そのことを私に話してしまうと却って気を遣わせてしまうことになるからと、全て自分の胸におさめて黙って働いてくれていたのでした。
思わぬサプライズのプレゼントを前に私は涙が止まらなくなってしまいました。
と同時に一人ぼっちにさせられて寂しいと感じていた自分自身を大いに恥じました。
そもそも私の体調不良でキャンセルになった旅行です。
本来なら責められても仕方がないくらいであるのに主人は身を削って働き、旅行を改めてプレゼントしてくれるなんて私は何という幸せ者だろうと自身の置かれている身の上にしみじみ感謝したのでした。

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