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入院中にいただいたプレゼント

病気で1ヵ月ほど入院していたことがあります。
大きな手術でしたので、身体が動けるようになってからも、退院許可がおりるまでは、かなりかかりました。
知人からは、お見舞いの花以外に、動物の漫画をプレゼントしてもらいました、これが面白すぎて、笑いをこらえるのに必死です。
今笑うと、傷口が開く危険があると、看護婦に言われていました。
これは、本当かどうかわかりませんが、少なくとも私は信じていました。
術後しばらくは、個室で身体の回復を待ちますが、自分で動けるようになりますと、大部屋に移りました。
個室は次の手術の方たちが、常に順番待ちしている状態で、皆さん不安そうな顔をされているんです。
廊下ですれ違う時は、「私はすぐ元気になりました。ほんの3~4日の辛抱ですよ。術後の痛みも心配ないですよ。今はいいお薬ができていますからね。」そう声をかけるようにしていたんです。
そうすると、皆が安心した顔になりました。
自分も、手術前には誰かが同じようなことを言ってくれたんで、安心したものです。
声がけは大事なことですね。
大部屋の中には、いろんな科の患者さんが混じっていまして、中には病室の都合で妊婦さんが一人だけおられました。
もう、いつ陣痛がはじまってもおかしくない状態だとおっしゃっていました。
初めての出産なので、本当に自分は産めるのか心配で心配で仕方がないと、毎日言われていまして、他の出産経験者達は、女は皆が産めるようになってる。
大丈夫だよと慰めていたのが、印象的でした。
そして、いよいよ陣痛が始まったのです。
もう、病室の方たちもソワソワとし出して、分娩室から彼女が無事に戻るのを祈りました。
私は出産の経験はないので、産めることはすごく羨ましいのですが、大変な痛みを伴うことも母から聞いていましたし、彼女が耐えれますように。
その思いだけでした。
幸い、その日の夕方に無事女の子を出産されました。
看護婦さんが、すぐ知らせにきてくれたので、病室の皆がほっとしたのです。
数日後にヨタヨタと歩きながら、彼女が戻ってきてくれました。
彼女専用のドーナツ椅子も持ってきて、私の側に座りながら出産時のお話をしてくれました。
まさに子供が出るという時までをリアルに話してくれて、あんなに不安そうな日々だったのに、今は子供を無事出産され、キラキラしている姿に、とても感動しました。
これは、私が入院中に見せていただいた女性の真の強さで、すごいものを見せていただいたなと感激しました。

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