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昔の彼氏が私からのプレゼントを持ち続けていた

大学時代に付き合っていた彼氏に送ったプレゼントの話です。
誕生日やクリスマスではないのですが、私にたまたま臨時収入があったのと、彼のレポートが教授にかなり褒められて授業で取り上げられたのとで、私は彼にそのお祝いとしてちょっとしたプレゼントを贈ることにしました。
何が欲しいか尋ねると、チェリークォーツのペンダントトップが良いと言われました。
チェリークォーツとは、オレンジ色とピンク色の中間のような色をした、可愛らしいパワーストーンです。
以前一緒にパワーストーンのお店に行った時に、彼はそれを見つけて、とても気に入ったのだそうです。
さっそく再びそのお店に一緒に行き、彼が欲しがっていたチェリークォーツのペンダントトップを買って、プレゼントしました。
彼はそれを、チョーカーとして首につけました。
いつも肌身離さずつけていてくれたので、よほどチェリークォーツが好きなんだなと、私は贈った側として嬉しく思っていました。
彼とは時々喧嘩をすることもありましたが、ほとんどの場合彼から電話して謝ってきてくれました。
私が家で一人で泣いていると、それを察してくれたかのように、電話をしてきて仲直りのきっかけをくれたのです。
優しくて思いやりのある彼が、私は大好きでした。
しかし大学4年の時に、就職活動と卒論とで忙しくなると、すれ違う日々が続いてしまい、結局私達は別れることになってしまいました。
大学を卒業してから3年後のことです。
大学時代の友人の結婚式に出席すると、彼も招待されていたらしく、久しぶりに顔を合わせました。
お互いの近況報告などを中心に楽しく会話していたのですが、たまたま彼の携帯電話についているストラップが目に入りました。
どこかで見たことがあるようなピンク色のパワーストーンがついたストラップです。
大学生の時に私がプレゼントしたチェリークォーツのペンダントトップでした。
彼は、別れた後もチョーカーをストラップにして持ち続けていてくれたのです。
物持ちが良いねと私が言うと彼は、このチェリークォーツは、照れた時や泣いた時のおまえの顔の色と同じだから、どうしても捨てることができなかったと言いました。
付き合っていた当時も、喧嘩した時にこのチェリークォーツを見ると、今頃これと同じような色の顔をして泣いているのだと思うと気になって仕方なかったのだそうです。
だから毎回自分から謝罪の電話をしてきてくれたのです。
そのような事実を初めて知り、付き合っていた頃にいつもそのチェリークォーツを身につけていてくれたことや、今もなお持ち続けてくれていたことに私は感激して、つい泣いてしまいました。
だからと言って再び交際を始めるようなことにはなりませんでしたが、プレゼントにまつわる良い思い出として、この時の感動は今でも私の胸の中にしっかりと残っています。

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