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猫という名のプレゼント

夫婦は、時に口をきかなくなり、同じ家にいることが苦痛になる時期があるかもしれません。
私の友達夫婦にも、そんな時期が来てしまいました。
お互いではどうにもできない時、そんな時は動物に頼ってみるのはどうでしょうか。
夫婦はもともとは赤の他人です。
子どもがいなければ、なおさら間をつなぐ者がいない。
でも、そこに可愛い猫がやってきたらどうでしょう。
私は、友人に猫を御主人にプレゼントしたらどうだろう。
と勧めました。
最初はビックリしていた友人も、「これから一緒に見に行ってみようよ。もしかしたら、ビビッとくる猫ちゃんがいるかもしれないよ。」と誘うと、渋々ついてきました。
猫ちゃんとも、いろんな出会い方があります。
時には道端で遭遇したり、友人から頼まれてお迎えしたり。
でも、ペットショップも出会いの一つです。
沢山の猫ちゃんの中でも、不思議と目のいく子猫がいました。
理屈ではなくて、この子ではないかしらと思える子です。
友人も同じように感じたと言います。
その子は、他の猫ちゃんより小さくて、他の子と遊ばずにポツンとしていました。
内気なのかしら。
気になって仕方がないので、一度抱っこをさせてもらうことになりました。
友人は、抱いた瞬間に「うちの子だ」と直感したそうです。
ビビッと通じるものがあったのでしょう。
それからの決断は早かったです。
すぐ手続きをして、猫ちゃんがトリミングされている間に、猫ちゃんの為のベッドやトイレ、ご飯、ブラシ、オモチャなどを買い揃えました。
「今日は、ダンナ様がビックリするね」と何だかウキウキしてきました。
猫ちゃんは、最初に決めた猫砂から、なかなか砂を変えることがありません。
突然変えると、排出をちゃんとしてくれなくなることがあります。
初めに選ぶものが重要だと、店員さんとも相談して決めていきました。
自宅までは、車で運ぶしかないくらいの大荷物になり、友人はタクシーで帰っていきました。
夜に御主人が戻ってからのことは、メールでお知らせがきました。
最初に猫を見た時、御主人はポカンとしてワケがわからないようでした。
でも、あまりの子猫の可愛さにほだされ、すぐ猫の為に動きまくって世話を始めたそうです。
信じられない。
今朝までとは別人のようだと言います。
夫婦をつなぐ、新しい家族の誕生で、それが猫という名前であっただけで、人間の家族と何も違わないのです。
動物は、人が苦しんでいる時は、本当に助けてくれる存在です。

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