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主人の欲しがるプレゼント

妻が主人に、「誕生日には何が欲しい」と尋ね、「バイク」と言われた日には、どう答えますか。
ウッとつまりますよね。
高すぎる。
家計が潰れる。
そのその大人の癖に、そんな大物プレゼントを誕生日にねだるんか。
と呆れてしまいました。
でも、日々がんばって仕事をし、稼いでいるのは主人ですので、どうにかして新しいバイクが買えるだろうかと、家計と相談して考え始めました。
車やバイクが好きな男性には、決してわからないと思いますが、あのエンジンの音は、御近所の主婦連の間では、けっして喜ばれるものではありません。
むしろ公害なのです。
御宅によっては、騒音のクレーム出されても仕方ないのではないでしょうか。
わが家も、当然その対象に入っているはずです。
私の希望は、なるべくエンジン音の静かなバイクでした。
今のはうるさすぎます。
この機会に、静かな機種に変更という手段もありですね。
まず、「買い替えを考えるけど、静かで御近所になるべく迷惑をかけないバイクを選んでみて」と条件を出しました。
それからは、毎日私の前に、いろんなバイクのカタログを置き始めるのです。
一台一台主人の解説までついておりました。
私が用事で忙しい時も、「これはなーこれはなー」と延々と説明が続くのです。
そこまでマメになる主人も珍しいことです。
主人がいかに欲しがっているかは、充分わかりましたが、私の主張は一貫しており、とにかく小さめで静かなバイクでありました。
それ以外は、一切ダメですよ~と取りつく暇なしの態度をとり続けました。
結局小型で、今よりはるかに音が抑えられるのに目星をつけたようです。
私も、まあそれならいいよと了承した次第です。
あとは、いつのタイミングで買い替えに踏み切るかでした。
ところが、翌日の晩、用事の帰りで遠距離電車に乗っておりますと、「古いバイクは売り払った。新しいのに買い替えたから。」と書いてあるではありませんか。
なにーー。
昨日の今日では、早すぎるではないの。
思い立ったら吉日で、我慢のできない子供みたいです。
金の工面もヘッタクレもありません。
夜帰宅しましたら、前の大きなうるさいバイクは綺麗サッパリに消えていました。
家の中では、主人が子供のようにはしゃいでいまして、ほとんど前の大型で払えたぞ~。
と歓喜乱舞しておりました。
そりゃ経済的にもよかった。
しかし、もう少し考えてから行動したらいいのにね。
主人の言い分では、「あんたの気が変わらんうちにしないとね」だそうです。

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