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プレゼントは音楽とともに

私は小さいころからずっと通っていたピアノ教室がありました。
大手の有名なピアノ教室というわけではなく、個人で行っているピアノ教室です。
母の誘いで始めたピアノですが、鍵盤に触れて音楽を奏で曲を演奏することに感動し、教室に通い続けていました。
それが、私の音楽に対する好意を持ち始めたきっかけだったのかもしれません。
小学校高学年になると、学校内で非常に辛い経験をし、死にたいと思ったときがありました。
それでも、私はピアノに触れたい、先生に会いたいという気持ちだけで毎週教室に通っていました。
先生には何も言わずただただ余裕の笑みを浮かべて時におちゃらけたりもしていました。
先生は笑顔で指導をしてくださり、学校であった辛いこともすべてピアノ教室に来て先生に会い、ピアノを弾くとまた明日も頑張ろうという気持になるのでした。
中学に入ってもピアノは続けました。
もはや、音楽が私の生活の一部になっていたのです。
中学の時に吹奏楽部に入ったのも音楽とふれあいたかったためです。
私が吹奏楽部に入ったことをピアノの先生に伝えると先生はとても喜んでいました。
私は吹奏楽部に入ったことにより音楽に触れる機会が増え、共に音楽をする仲間とも出会い、毎日充実した生活を送っていました。
平日は部活で、休日はピアノで音楽に触れていたため、ほぼ年中音楽と携わっていたことになります。
上手い下手はともかくとして、音楽と関わっている時間はとても至福でした。
高校生になってもピアノは続けました。
そして、高校でも吹奏楽部に入りました。
中学よりもレベルの高い音楽に触れたり、色々な場所に行きコンサートを聴いたりしてとても有意義な時間を過ごす時間が増えました。
中学とはまた違う仲間と出会いました。
そして、大学に行くに当たり、私は遠くの大学に通うことになりました。
もちろん、ピアノ教室は通えませんから高校三年でやめなければなりませんでした。
小さい頃から通っていた教室です。
何も思わないわけがありません。
しかし、私は胸を張って笑顔で最後の指導を受け、教室を出て行きました。
私が貰ったプレゼントはすべて音楽を通して貰ったものがほとんどです。
優しいピアノ教室の先生、中学の吹奏楽部の仲間たち、高校の吹奏楽部の仲間たち。
音楽に出会わなければ、私は辛い経験をした小学生の時点でいなくなっていたのかもしれません。
それでも、生き続けたのはもっと生きて音楽に触れたいと思ったからです。
音楽は私にとってかけがえのない、そして、生きがいを与えてくれた最高のプレゼントです。

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