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下手くそなプレゼント

私は手芸全般が苦手で、不器用です。
しかし、彼には手作りのものを送りたいと決めていました。
世の中のお決まりではありますが、手編みのセーターをプレゼントすることにしたのです。
この時点で、セーターなんて経験なしの全くの素人です。
まずは最寄りの手芸店に行き、編み物の本を購入しました。
できるだけ優しい本を探しましたが、どれも難しそうで本当にこんなもの作れるのか、大丈夫かと思いました。
店の方に白い毛糸と棒を揃えていただき、編み方を教えてもらいました。
最初にゲージというのを取るんですね。
人それぞれ、編むキツさが違うそうで、それを計算しないと本の通りの製図ではうまくいかないとのこと。
これも初体験のことでした。
この日から、夜な夜な棒あみでセーターを編み続けました。
途中、何度もマフラーにしとけばよかったと後悔したものです。
それでも、やり続けること3週間で、何とかセーターの形になりまして、彼に渡す日がきました。
私は、「はい。編んでみました。どうでしょう。」非常にあっさりと渡しました。
受け取る側も、「あっそ」と言って、その時着ていたセーターを脱ぎ、私の編んだものをすっぽりと着てくれたのです。
ううむ。
着てくれたのは嬉しいのですが、どうも不格好な感じがして今風ではなく、ダサイのです。
特に、胴体の感じが、ふんわりと彼のボディーにフィットしていません。
まあ、初めて編んだセーターだし、これが私の実力なんで、仕方ないか・・・と落ち込みました。
着てる本人も、気に入らないのではないかな~と思いましたが、「いいんじゃない。」とボソッと言いました。
えええ。
その今風でないので、あなたは満足なのか。
もしや、思い切り私に気を使って言ってくれてるのかな。
などとあれこれ思ってしまいましたが、その後も彼は脱がずに着ていましたので、とりあえずは、初めての手編みセーターのプレゼントは、成功と考えてよいよいです。
この時感じたことですが、今回は私が自分であげたいと思ったものを贈りましたが、次回は別のやり方にしようと思いました。
相手が本当に欲しがっている物を相手の口から教えてもらい、私がそれを買って贈る方法。
これは、今回の手編みより、一見手軽かもしれないですが、ある意味、決しておしつけにならないので、お互いの為には一番よいプレゼントの方法なのかもしれないなと感じました。
問題は、それがいくらくらいするものなのかですね。
手が届く範囲であることを祈ります。

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