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小さい頃のうれしいプレゼント

これは私が幼少のころ、実際にあった話です。
私は幼かった頃、とても内気な少女で、友達を遊ぶこともありましたが、家で一人で遊ぶことが多かったと思います。
お人形で遊んだり、その頃習っていたピアノを弾いてみたり、家での遊びが好きでした。
その中でも特に絵を描くことが大好きで、いつも家で絵を描いていました。
決してうまいとはいえなかったと思いますが、描くことが好きで、画用紙が足りなくなってしまうことがしょっちゅうありました。
そんなときは、父が会社から余ったカレンダーをもって帰ってきてくれて、カレンダーの裏に絵を描いたりしていました。
ある休日の日、家族でショッピングセンターに買い物にいきました。
私はまた画用紙を買ってもらおうと、文房具コーナーに向かい、画用紙を選んでいました。
画用紙といっても、小さい子が使うお絵かき帳で、表紙の絵柄がたくさんあって、それを選ぶのが大好きでした。
いつものように選んで、父に渡そうと思ったとき、ふと目に付いたものがありました。
それは何色もあるプラスチック色鉛筆でした。
今までの12色の色鉛筆とは違い、何倍もの色の種類があり、見ているだけでとてもきれいで、一目見ただけで釘付けになりました。
しばらく動かずにそれをじーっと見ていると、父がやってきました。
どうしたのか聞かれたので、これがすごくきれいだと答えました。
実は値段も確認していたので、決して買ってくれとは言えず、父もきれいだねといって家に帰りました。
何ヶ月かときがたち、私の誕生日がやってきました。
私の家では誕生日プレゼントは、リクエストしたものを買ってもらえるわけではなく、両親が選んだものを当日もらうというシステムでした。
それに関して特に不満をもったこともありませんでしたので、今年のプレゼントは何かとわくわくしていました。
そしてついにプレゼントが渡されたときです。
私はすごくがっかりしました。
包装はされていましたが、明らかに画用紙だったのです。
いつものお絵かき帳よりもいい紙の画用紙を買ったよ、と父に言われたのでそれでも喜んだそぶりを見せました。
そして包装を開けると、びっくり。
いつか見ていたプラスチック色鉛筆だったのです。
しかも、一番色の種類の多いものでした。
私はまさか買ってもらえると思っていなかったので、もう言葉では表せないほどの喜びようでした。
このときの記憶は今でも鮮明に残っています。
自分の子供にもいつかサプライズ的なプレゼントを贈りたいと思います。

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