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心が温まるプレゼント

私は病気が原因で、高校を辞めることになりました。
「適応障害」これが私の病気です。
学校に通っていても、友達と話していても、ほとんど楽しいと思えない日々が続いていました。
しかし病気で学校に通えなくなっていたころ、クラスでも特に仲の良かったある友達から携帯にメールが届いたのです。
「あなたの具合どうって最近よく訊かれます。訊いてくる子はみんな、あなたはいつも私に優しくしてくれてたよと言います。みんながあなたの病気が治るよう応援する理由は、あなたがいつも周りのこと考えてくれるから。焦らずに、確実に治してほしい。修学旅行は、高校では行けなかったけど、大学行ったら旅行して、そこで修学旅行のリベンジしよー。楽しいことは逃げていかないから大丈夫。」少し、心がほっこり温かくなるのを感じました。
ちょうどその時期、私は人のことを、特に同級生の女の子たちのことを信じられなくなっていました。
それは中学のときの友達から、「あなたはいろんな人から嫌われてる。」と言われ、私がやることなすことほとんど全部否定されるなど、さまざまなことを経験していたからです。
最近までこれらのことは事実ではなく嘘で、すべて友達にマインドコントロールされていたなど、当然知るよしもありませんでした…。
そのことが無意識のうちに私のトラウマとなり、高校でずっと人の顔色をうかがい続け、いくら苦しかったり辛かったりしてもずっと笑顔でいると決断することに、誰にも頼らず自分で解決していこうと決心したことに今思えばつながったのだと思います。
それによって知らず知らずのうちにココロが行き場(居場所)をなくし、私は病気というカタチで学校を辞めるまで追い詰められました。
でも学校を辞めても高校のメールをくれた友達は、ずっと定期的にメールをしてくれたのです。
「寒いから体調気を付けてね。」「今日学校でこんなことがあったんだよー。」そのひとつひとつの何気ないかもしれない言葉たちが、私の凍り付いていたココロを、すっと溶かしていくのを身に染みて感じました。
自然と止まることを、まるで知らなかったかのように…溢れ出す涙。
そう、私に届いたのは「言葉のプレゼント」だったのです。
また人を信じてみよう。
またこれから頑張ろう。
また前を向いて、どんなに小さな一歩からでもいいから…踏み出してみようじゃないか。
奮いだすようなこの感覚。
本当に久しぶりなこの感覚。
でも、大好きな、自分らしいこの感覚。
今まで止まっていたはずの時間の針が、一気に動き出す。
まさにそのような不思議な感覚におちました。
本当の友達に出会えたこと、この世の中に産まれたことを、今では本当に感謝しています。
私もたくさんの「言葉のプレゼント」を、今度は誰かにプレゼントしたいな。
マイナスはいくらでもプラスに変えられるんだ…私はそっと心の中でつぶやくのでありました。

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