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母の日に思いのこもったオーダーメイドのぬいぐるみをプレゼント

母の日のプレゼントには毎年同じようなものになってしまい、気持ちだけで嬉しいという母の言葉そのままに、本当にプレゼントするという行為のみを贈っているような気持ちがしてきて、そのマンネリ化に私自身が少しうんざりしてしまうところがありましたが、特別なプレゼントなどなかなか思いつくこともなく、数年が過ぎていました。
私の実家では私が嫁ぐ前にどうしても飼いたくて知人から譲り受けた犬を私に代わって両親がずっと育てていてくれたのですが、本当に家族の一員として、家族の中心にいてくれた心優しく、気だての良い賢い犬でした。
そんな飼い犬が17歳の寿命をまっとうして、昨年亡くなってしまったのでした。
両親は独立した子供代わりのように慈しんできた犬が去ってしまい、しばらくは悲しみに暮れていましたが、やっと立ち直り、犬の居ない生活にも慣れてきたように思っていました。
しかし、その後に実家を訪ねた際に、犬の散歩が必要なくなってからも、父は変わらず毎日散歩に出て、犬と歩いたコースを歩いていること、その際には犬が好むおやつをわざわざ購入して持ち歩き、よく顔を合わせる同じ散歩コースの犬たちに分け与えることを日課にしていることを母から聞き、父の思いや、そんな父を毎日送り出す母の気持ちを知りました。
だからと言って代わりの犬を飼うようにとも言えず、失ったものの大きさに改めて気づかされた私は、代わりの物で愛犬の不在から来る寂しさを埋められはしないと思いつつも、愛犬の面差しにそっくりの犬のぬいぐるみをオーダーして母の日のプレゼントに贈りました。
大人が子供のようにぬいぐるみを愛でるわけではありませんが、いつも愛犬が座っていた場所にそのぬいぐるみを置き、時々目を細めてそれを眺める両親の姿を見ると、両親の愛情の深さと、私たち子供達にもこうやってずっと愛情を注いでくれているのだということを実感し、改めて両親の愛情の温かさとありがたさを感じることができるのです。
子供っぽいプレゼントだと思われるかもと心配でしたが、静かに喜んでくれてうれしかったです。
これからも年を経るごとにイメージが薄れてしまうかもしれない愛犬の姿をぬいぐるみにして、贈って行こうと思っています。

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